DX(デジタルトランスフォーメーション)とは
DX=デジタルなトランスフォーメーション
DXとは何なのかについて「DXではないもの」に触れつつ私が持つイメージについて紹介したいと思います。
本記事では変革には至らない「改善」と「変革」の両方を含む言葉として、進化という言葉を使っています。
DXは「デジタル」かつ「トランスフォーメーション」である必要があるので、
- デジタルではない=DXではない
- トランスフォーメーションではない=DXではない
という2点が揃っている必要があります。
1. デジタルではない=DXではない
手段としてデジタルを使っていない場合は、どんなに大きな進化だったとしてもDXではありません。これは分かりやすいと思います。
今、逆にデジタルではない進化というのは少ないかも知れません。
2. トランスフォーメーションではない=DXではない
トランスフォーメーションというのは「変身」とか「変質」「変態」という意味です。
昆虫の幼虫が(さなぎを経て)成虫になったり、オタマジャクシがカエルになったりという過程を変態と呼びます。これほどの大きな変化をトランスフォーメーションと呼びます。成虫になりたての小さな蝶が成長して大きな蝶になることは変態とは呼びません。トランスフォーメーションであるためには大きな変化が必要です。
進化の中でも、改善ではなく変革することをトランスフォーメーションと呼びます。
「デジタル」という手段を使って「トランスフォーメーション」という変革を起こすこと、この2つが揃って初めてDXとなります。